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イロドリコラボ(Irodoricollabo)の新井です。
これまでに中小企業との商談1000件以上・起業後は取引社数150社以上の獲得を経験してきました。その中で得た学びをもとに、個人事業主・フリーランスの方向けに、BtoB営業・企業案件の獲得・ビジネス成長のポイントを発信しています。
今回は、「事業譲渡(M&A)の経験者が語る!売れるビジネスの作り方」 についてお伝えします。
ぜひ最後までご覧いただき、ビジネスのヒントとして活用いただければ幸いです。
事業を成長させ、最終的に譲渡(M&A)することを視野に入れると、ビジネスの作り方が変わります。私自身、事業を譲渡した経験があり、その過程で多くの学びを得ました。
※事業譲渡の経験は、スモールM&Aになります。
1. 売れるビジネスとは?
事業譲渡(M&A)において買い手が魅力を感じるビジネスとは、以下のような特徴を持っています。
安定した売上・利益がある → 長期間にわたって安定した収益が見込めるビジネスは価値が高い。
仕組み化されている → 特定の人に依存せず、引き継ぎが容易な仕組みになっていること。
顧客基盤が確立されている → 既存顧客が多く、リピートが見込める。
成長余地がある → 事業が伸びしろを持っていると、買い手にとって魅力的。
買い手にとって相乗効果がある → すでに運営している事業とシナジーが生まれる。
これらの要素を意識して事業を作ることで、将来的な譲渡の可能性が高まります。
2. 売れるビジネスを作るためのステップ
(1) 収益の安定化
単発案件に頼るのではなく、継続的な売上が生まれる仕組みを作ることが重要です。
定期契約やサブスクリプションモデルの導入
長期契約の顧客を増やす
継続的なメンテナンス契約や保守サポートを提供
(2) 仕組み化・マニュアル化
事業が「属人化」していると、買い手は引き継ぎの負担を感じます。
業務プロセスを標準化し、誰でも運用できるようにする
マニュアルやノウハウを文書化する
自動化できる業務はツールやAIを活用して効率化する
(3) 顧客基盤の強化
顧客リストや販売チャネルをしっかり整備し、安定したリピート顧客を持つ ことが重要です。
定期的なフォローアップで顧客との関係を維持
既存顧客へのアップセル・クロスセルの仕組みを作る
SNSやメルマガを活用し、常に価値提供を行う
(4) 買い手目線での事業価値の向上
事業の「見せ方」も重要です。買い手にとって魅力的に映るように、以下を意識しましょう。
財務状況の整理:決算書や売上データを分かりやすく整理
成長戦略の提示:今後の事業展開のアイデアを示す
強みを明確化:競争優位性を明確に伝える
3. 実際に事業を譲渡するまでの流れ
M&Aの目的を明確にする → 事業売却の理由(成長のためか、撤退のためか)を明確に。
事業価値を算定する → 売上・利益・資産などをもとに、適正な価格を把握する。
M&Aプラットフォームを活用する → 事業を売却できるマッチングサイトに登録。
買い手と交渉 → 価格や引き継ぎ条件を決める。
契約締結・引き継ぎ → 最後まで責任を持って引き継ぐ。
事業譲渡は、単に「売る」ということではなく、事業を次のステージへ引き継ぐプロセス です。適切な準備をすることで、スムーズに進めることができます。
4. まとめ
事業譲渡(M&A)を見据えたビジネス作りを意識することで、より強固な事業基盤を構築できます。収益の安定化・仕組み化・顧客基盤の強化 を意識し、将来的に譲渡しやすいビジネスモデルを構築していきましょう。
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